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幹細胞培養液とプラセンタの違い

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肌の老化を防ぐアンチエイジング化粧品にしばしば配合されているのが「プラセンタ」です。有名な成分のため、耳にしたことがある人も多いと思います。しかし、最近ではプラセンタ以上のアンチエイジング効果をもつものがあると話題になっています。それが「幹細胞培養液」です。

では、従来使われてきたプラセンタと新しく開発された幹細胞培養液ではどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、この2つの違いについてご紹介します。

 

幹細胞コスメとは

幹細胞コスメはアメリカや韓国などの国々では人気となっているものの、日本ではまだまだマイナーだといえます。そのため、幹細胞コスメといってもピンとこない人も多いかもしれません。

幹細胞コスメとは、幹細胞培養液を含有している化粧品のことをいいます。そして幹細胞培養液とは、組織や臓器を再生させる能力をもつ幹細胞を培養するときに抽出される液のこと。幹細胞培養液には幹細胞そのものは含まれていませんが、細胞を活性化する成長因子や免疫に関与するサイトカインをはじめとしたアンチエイジングに効果を発揮する有効成分が多数含まれています。

多くの有効成分を含んでいる幹細胞培養液は、ターンオーバーの促進させることにより多くの肌トラブルを解消します。また保湿効果や美白効果、肌にハリを与える効果などもあり、幹細胞コスメを使用した多くの人がその効果を実感しています。

新しく開発されたばかりの幹細胞コスメを使用するには、多少不安があるかもしれません。しかし、今のところ幹細胞コスメによる副作用は報告されていません。もちろん発売後10年~20年経ってはじめて明らかになる副作用もありますが、今のところはそれほど心配いらないといえるでしょう。

 

プラセンタとは

 

プラセンタとは、英語で「胎盤」という意味です。胎盤とは、ご存知の通り妊娠時に子宮の中にできる器官のこと。胎盤があることによって、お腹の中にいる赤ちゃんは母体から酸素や栄養などを受け取ることができます。また、身体を形成していくうえで欠かせないホルモンやリンパ球から分泌されるサイトカインも胎盤を通して赤ちゃんに供給されます。

一般的にプラセンタといった場合は、胎盤そのものではなく胎盤に含まれる成分を含有したエキスのことを指します。赤ちゃんを育てるために必要な成分がたっぷりと詰まったプラセンタは医療においても美容においても重要な役割を果たしており、アンチエイジングのほかに肝機能障害や更年期障害、乳汁分泌不全などの治療にも利用されています。

プラセンタに含まれている美容に効く成分としては、成長因子やサイトカイン、みずみずしくハリのある肌を保つために欠かせないコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチン、老化を促進させる活性酸素を排除する抗酸化酵素(SOD)、ビタミンなどがあります。これらの成分の働きによって、アンチエイジング効果や保湿効果、美白効果などを得ることができます。

このように様々な効果が期待できるプラセンタですが、なかでも美白効果の高さは有名です。プラセンタの美白効果については厚生労働省も認めており医薬部外品としての販売も可能であるため、その効果は折り紙付きだといえるでしょう。

 

幹細胞培養液とプラセンタの違い

幹細胞培養液とプラセンタは似た成分を含んでおり、どちらも同じような効果が得られます。それなら、昔から使われているプラセンタでいいのでは?と思う人もいるかもしれません。しかし、幹細胞培養液とプラセンタはやはり別物です。この2つにはいくつかの違いがありますが、一番の違いとしては幹細胞培養液には「ヒト由来」があり、プラセンタにはないという点が挙げられます。

■幹細胞培養液の種類

幹細胞培養液は、使用する幹細胞の由来によって「ヒト由来幹細胞培養液」「植物由来幹細胞培養液」「動物由来幹細胞培養液」の3つに分けられます。そして、このうち最も効果が高いと考えられているのがヒト由来幹細胞培養液です。

ヒトの細胞の表面には、外部からの情報を取り入れるための「レセプター」が存在します。しかしレセプターは全てのものに結合するわけではなく、特定の物質に選択的に結合して情報を取り入れます。そして、ヒトの幹細胞から作られたヒト由来幹細胞培養液にはレセプターに結合できる成分が含まれているため、肌の細胞を活性化して美しく健やかな肌をよみがえらせることができるのです。

植物由来幹細胞培養液を使用した幹細胞コスメも、アンチエイジング効果はあると考えられています。しかしながら、ヒトの細胞のレセプターに結合できる成分は含まれていないためその効果の大きさやメカニズムは明らかではありません。安全性の高さやコストパフォーマンスの良さから植物由来の幹細胞コスメを選ぶ人も多くいますが、効果の面ではヒト由来の幹細胞コスメには敵わないといえるでしょう。

なお、動物由来幹細胞培養液を使用した幹細胞コスメは今のところほとんど販売されていません。これは、ヒトではない動物の幹細胞を使用しているために安全性に不安があるからです。実際に手に入る幹細胞コスメのほとんどは、ヒト由来あるいは植物由来となっています。

■プラセンタに「ヒト由来」はない

前述したように、プラセンタは胎盤という意味です。当然ながら植物には胎盤がないため、プラセンタはヒト由来または動物由来の二択になります。そして、幹細胞培養液と同じように効果が高いのはヒト由来のものだといえます。

しかしながら、化粧品に使用することができるプラセンタは動物由来のものに限定されています。これは、ヒト由来のプラセンタを使うと感染症のリスクが出てくるため。わずかではありますが、安全性に問題が残っているのです。そのため、その有効性の高さから医療用には使われることがあるものの、美容目的でヒト由来のプラセンタが使われることはありません。

もちろん、プラセンタに豊富な有効成分が含まれていることは紛れもない事実です。しかし、化粧品に使われるプラセンタは豚や馬、羊由来のものばかりです。そのため、ヒト由来幹細胞培養液と比較すると効果は劣るといえます。

さらに、動物の胎盤から抽出されたプラセンタにはウイルス感染や細菌感染の恐れがあるため、化粧品として使用される前に滅菌処理・殺菌処理が行われます。この処理を行うときに高温にしなければいけないため、胎盤の中に含まれていた成長因子などは失活してしまいます。

失活したからといってまったく意味がないわけではなく、分解された成長因子はコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンを作る材料となります。しかしながら、有効成分が失活していないヒト由来幹細胞培養液と比べて同等の効果が見込めるかというと疑問が残るといえるでしょう。

 

アンチエイジングには幹細胞コスメを

 

肌の老化現象は、年を重ねれば誰もが経験するものです。とはいえ、シワやシミが目立つようになれば一気に見た目も老け込んでしまいます。できるものであれば、肌の老化はできるだけ食い止めたいですよね。

肌老化に対して、プラセンタ入りの化粧品を使うことで対処することもできます。これまで長年にわたり使われてきたプラセンタは、安心感があります。しかし、動物由来のプラセンタのアンチエイジング効果には限界があるのもまた事実です。

もしプラセンタの効果で満足できないと感じたら、幹細胞コスメを試してみてください。少し値は張りますが、それだけの価値はあります。きっと美しくて若々しい肌を取り戻すことができますよ。

 

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